30歳の脱毛初体験

30歳の脱毛初体験

脱毛、それはリアルが充実した美女の必須科目、夏冬問わず足だし腕だしヘソを出すスタイルに恵まれた勝ち組達にのみ許された儀式。
もしくは道を無駄毛丸出しでぼさっと歩いていると、キラキラ輝いた笑顔の勧誘員さんにアンケートとかお願いされて雑居ビルに入ると謎のカメラで毛穴とか見せられて自分がいかに女をさぼっているか見せつけられたあげく、高額な脱毛器や美顔器を売りつけられる鬼の所行。
そんな偏見に凝り固まった私は20代後半まで無駄毛と一緒に暮らしてきました。
インドア趣味をこじらしたSEなど水着になる機会もなく、ヘソも出さず、基本エアコンが不必要に効いた部屋でPCに向かう日々。
たまに彼氏なるものができてもデートの前にカミソリでジョリジョリっとすり、肝心な秘め事は「恥ずかしいから・・・」などとカマトトぶって電気消してしまえば剃り残しがあったとしても問題なし。カミソリは面倒だけどまぁいいやと過ごしていたところ、まさかのプロポーズを受け、半年後には結婚式を挙げる展開に突入。
めでたしめでだし。とは無駄毛女はなりません。
さあ大変とばかりにゼクシイを読破、幸運にも近所のエステでウエディングエステと脱毛、ドレス用の下着がお手頃価格で販売されてました。持ち前のコミュ障ぶりを発揮しつつなんとか電話で予約をとり、エステに向かいます。
生まれて初めて、多分最初で最後のエステです。場所はエスティーク。
美人なエステティシャンの女子力の前に消えそうです。
アレルギーの有無等の問診に答えつつ、その日は下着の為の採寸のみ。脇の脱毛は後日4回にわけて行い、ウエディング用の除毛とエステは式の前日となりました。
脱毛のためには少し脇毛を伸ばしておくよう言われたため、一週間ほど剃らずにワッサワッサと生やしたまま脱毛ルームに上半身はブラ一丁で入りました。
もさもさの脇を見て、エステティシャンの方が冷静に「長すぎるので、いったん剃りますねー」と優しく剃ってくれました。
脱毛って長過ぎてもいけないんですね。初めて知った。なんか恥ずかしい。少し伸ばしてくるよう言われた時、何センチぐらいか聞いとけば良かった。
その後、いよいよ脱毛開始。なにか筒状の機械をバチっと脇に当てていきます。音の割には意外に痛くありません。
毛をまとめて抜くのでもっと痛いかと思ったら拍子抜けです。傷1つつかずに20分もかからず終了しました。一番不安だった強引な追加施術の勧誘もありませんでした。
こんな簡単で本当に10年以上生え続けた無駄毛がなくなるのか、4回かかるとか言いつつ4回終了したら貴方は剛毛なので無理ですとか言われて何回か通う事になるんじゃないかと疑心暗鬼のまま3日経ち、4日経ちました。
本当に生えてきません。更に1週間が経過、生えてきましたが明らかに薄いです。あの脇を黒く染めていた剛毛とはまったく別の細い毛がゆっくりと生えてきました。
毛自体はとても柔らかいので剃るのも簡単。その後、3回の施術のたびに脇毛はみるみる薄くなり、ついにはツルツルとした脇を手に入れました。
その間、勧誘、追加料金いっさいなし。腕やスネに毛が生えていようが太ろうが、こちらから頼まない限り、他の施術の説明すらありません。
あの詐欺の代名詞だとおもっていた高額商品の勧誘や、施術の間中別コースの勧誘をされ断るとぞんざいな態度に早変わり会計時にもそっけなく追い出されるなどは単なる都市伝説なのかと気づいた時にはすでに30歳。脇がツルツルになったところで水着も厳しければ、タンクトップもタプタプの二の腕が邪魔しています。
もっと早くやっときゃ良かった。手に入れて気づいた脇の価値。
これ20代で働き始めたらすぐにやってたら、いちいち風呂場でシェービングする手間もなく、プールに海にタンクトップにと色々楽しく過ごせたんじゃないかと後悔しきり。
脇も終わったことだし、次は腕とスネだなと思っていたら妊娠。妊娠、授乳中は脱毛ってダメなんですね。そういや生理中もダメだって問診票に書いていあった事を思い出しつつ、あっけなく私のツルツル計画は延期になりました。

 

 

こうして得た教訓をこれから大人になる若い女の子達に声を大にして伝えたい。
脱毛は早めにね!社会人のたしなみだよ!30過ぎてからじゃもったいないよ!たとえ見せる恋人とかいなくても半袖になるたびに腕あげるのが怖くなったり、よりにもよって外出中に剃り残し見つけて楽しい気分を2段階下げるような事してるうちに若い時間は刻々と過ぎていくよ!
薬局で石鹸付きカミソリ替え刃とか買いだめしてる暇があったらエステに行こう!自分の稼いだ金で行くエステは最高だよ!
以上、脇だけツルツル婆からの提案でした。

 

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